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何故60Dに至ったか。
前編。
高校生になって、携帯を手に入れた。
それに付いていたカメラが、
自分の自由になる初めてのカメラだったと思う。

それまでも旅行などの際、所謂バカチョンカメラで写真を撮る事はあった。
しかし、それは行事の一環としての撮影であり、
いわば枕投げと同列の、非日常を愉しむ行為でしかなかった。

それが携帯を手に入れると同時に、
写真を撮る事が非日常から日常へと変貌を遂げた。
自由に写真を撮れる事が面白くて、
出掛けた先々でむやみやたらと撮っていた事を覚えている。

しかしながら、気に喰わない点があった。
どことなく輪郭がぼんやりしている、
白飛び・黒潰れが多い、ノイズが多い。
今にして思えばもろにセンサーサイズの問題だった訳だが、
当時は画素数の問題だと思い込んでいた。


時は経ち、大学生になったある夏休み前。
ひょんな事からコンパクトデジカメを購入する。

Kenko DSC8341

800万画素である。
またセンサーサイズがコンデジにしては大きめな事もあって、
申し分ない画質が手に入った。

しかし、このデジカメには致命的な弱点があった。
それはシャッターボタンを押し込んでから、
実際にシャッターが切れるまでのタイムラグである。
軽く一秒以上はあろうかというそのタイムラグは、
手振れを誘発し、構図を崩し、撮影意欲を削ぐのに十二分な威力を発揮した。

結局数える程度の稼動のみで封印され、
「デジカメなんてこんなものか」
という印象だけが頭の隅に残る事になった。


あるいは、ここで完全に興味を失っていれば、
今のような懐具合に頭を悩ますような状況にはならなかったのかも知れない。


その年の12月。
哀しき独り身にせめてもの慰みと、
自分へのクリスマスプレゼントを探しにヨドバシカメラを彷徨っていた。

特に欲しいものがあった訳でもない。
手持ち無沙汰を解消するために何気なく手にしたコンデジのスイッチを、
何気なく、本当に何気なく押してみた。

・・・起動が早い。

続いて店内を撮影してみる。
AF速度、液晶で確認できる画質、そしてデザイン。
「デジカメなんて・・・」という印象がすべて綺麗に消し飛んだ。

Canon IXY DIGITAL 25 IS

それが運命の歯車を回し始めたカメラの名だった。

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