FC2ブログ

スポンサーサイト

Category : スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

IMG_0005

Category : 未分類
映像は写真の上位互換か否か。
昨今のデジタルカメラは、動画を撮れる事が必須となっている。

個人的には動画は完全におまけというか、
付いていてもほぼ使わないで死んでいる機能ではあるが、
デジタルカメラにおいては動画撮影の性能も日進月歩のようである。
(ようである、というのは門外漢なのでよくわからないからに他ならない)

そんな情勢なので、中には
「写真は映像の中の一コマを切り出せば良い。
だからデジタルカメラは動画機能を充実させるべき」
「フィルムから解放されたデジタルの世界では、
静止画から映像に進化するのが自然。
懐古主義でデジタルカメラの進化を止めるべきではない」
と言い出す輩までいる始末である。

まぁ確かにデータ容量さえ問題なければ、
特にスポーツや動物の撮影などには動画の方が有利な面も多々あるだろう。
それでは、今後スチルはムービーから切り出すのが主流になるかといえば、
それは違うだろうというのが個人的見解である。


そもそも動画用の専門的な機械は既にある訳で、
本格的に動画を撮りたければそちらを使えば良い話ではないだろうか。
動画も撮れれば便利、という事であれば、
それはスチルの画質や機能をほんの少しでも削るべきではない、
と考えるのが自然だと思うのだが。
家族旅行などでの記念撮影には現行の性能でも充分過ぎるレベルだろう。

動画撮影用に、などといって余計な機構や制限がついたのでは、
スチル専門の人間にとっては迷惑千万な話である。
そんな事をされるのであればスチルカメラはスチルカメラで完全に独立させてくれ、
動画なんて余計な荷物なんかいらないんだ、と声を大にして言いたい。


なによりも、スチルとムービーは表現としてのアプローチが全く違う。

動画から切り出した静止画は、また新たな表現を生むとは思う。
とはいえ、現在行われている写真表現を動画から切り出せるかと言えば、
出来る場合よりむしろ出来ない表現の方が多いだろう。

写真はシャッター速度によって、数千分の一秒を切り出す事もすれば、
数秒~数十分に至るまでの時間を、たった一枚の画像に閉じ込める事も出来る。
誤解を恐れず多少強引な解釈をするならば、
「時間」を記録するのが映像で、「空間」を記録するのが写真なのだ。

同じ現実を下敷きとした視覚表現であっても、両者には大きな隔たりがある。
スチルカメラを愛する人々がいる以上は、
その世界を土足で踏み躙る様な真似だけはしないで欲しいものである。

Comment

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。