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単焦点と共に歩む。
個人的感想だが、単焦点の真骨頂はその機動性と単純さにあると思う。
ただファインダーを覗いてシャッターを切れば良い。

ズームレンズと比較してレンズが小さく軽くなるのは勿論、
画角が決まっている分必要な動作が一つ少なくなる。

よくズームがレンズ交換に因るシャッターチャンス喪失を防ぐと言うが、
多くの場合行うであろう画角変更という一手間がある以上、
必ずしもズームレンズの方がシャッターチャンスに強いと断言は出来ない。

記録ではなく、その刹那の感覚や記憶を刻み付けたい時、
その要求に応えてくれるレスポンスの良さがあるのはやはり単焦点だ。
まぁ反射神経が鈍いのでどちらにせよシャッターチャンスを逃しがちなのだが。


それはさておき。

勿論ズームの利便性も充分に理解はしているつもりだが、
実際自分が使うとなるとどうにも中途半端になる。
どこか欲張りになってしまうのだ。

あれも撮れる、これも撮れる。
そして、撮れるものに引き摺られて、芯とでも言うべきものを見失う。

自分が撮りたいものではなく、
撮れるから撮るという中身の無い写真が量産されていく。
それはあくまで記録でしかなく、個人的な嗜好としてはあまり価値の無いものだ。


割り切った撮影の出来る単焦点は、
解像力をはじめとした描写やF値の有利さ以上に、
こうした精神面への影響が大きいと感じる。

自分が本当に心動かされるものが見えてくる。
それは最早理屈ではない。

写真に気持ちが込められているか否かは、
時に技術の巧拙を遥かに超えていく。と思う。



写真に対する価値観。
それは人それぞれ異なるだろう。
記録、技術、表現、評価・・・

デジタルカメラの登場と発展で写真の世界への敷居は低くなり、
価値観の洪水はさらに規模を増していく。
当然、価値観の衝突も生まれる。

そうして少しずつ少しずつ、
写真やカメラの定義が曖昧になって、
いつの間にか輪郭が無くなってしまう様な、
そんな危機感すらある。


ファインダーを通して被写体を見据え、
ただシャッターを切る。

単焦点は自分の中にある
写真の、カメラの、原点をもう一度呼び起こしてくれる。
定義が、輪郭がはっきり見えてくる。

だから、単焦点は止められない。

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